原木の調達から製材・加工そして
建築に至るまでトータルに網羅。
木材や木造建築を熟知し、
特に地域資源の活用を積極的に取り組んでいます。
西濃で使う木材はその地域、気候の中で育った木を使用するのが最も適していることから、月に2回開催される丸太市場で西濃の気候の中で育った良質な杉や桧を競り落とし、地域で伐採された丸太を仕入れてきます。丸太の皮、節、年輪、曲がり具合など 使う用途に合わせて値札を入れます。メディアで見る野菜や魚、花と同じく活気ある競りが行われています。
競りで仕入れた丸太を製材機で製材していきます。節の方向や曲がり具合からどの部分で何を取るとよいのか、豊富な経験から判断していきます。
製材された材料は、自然乾燥のため数ヶ月から長いもので数年 倉庫で管理します。乾燥の過程で曲がりや反りの変形を発生させ、使用する時期に合わせ正確な寸法に加工します。
作業小屋では 熟練大工が図面に合わせ様々な道具を使い、木材に表面加工、仕口、継手加工を施して現場に配送します。
お客様のご要望を伺い、アイデアを出し合い、十分に時間をかけて夢を図面化し、一緒に家を作り上げていきます。ハウスメーカーとは異なり、規格化されたものや統一されたものは存在しません。現場では棟梁を中心に知恵と経験をもとに、仕様書にもとづいて正確に組まれていきます。現場には様々な業種の職人さんが出入りします。1軒の住宅を完成させるまでに20種程の業種の方々にお世話になります。