水門川の名物である『たらい舟』大垣市の重要文化財『無何有荘大醒榭』浅野木材が長年培ってきた技術がこの西美濃地域を彩っています。
水の都・大垣市の街の中心を流れる水門川を、楕円形のたらい舟に乗って下る。このたらい舟川下りは、関ケ原合戦の際に、石田三成に仕えた山田去歴の娘「おあん」が、たらいに乗って落城する大垣城から抜け出したという戦国秘話に基づきます。
弊社では、その「たらい舟」の製作を行っております。長年培ってきた木工加工技術を駆使し、難しいと言われる楕円形の舟を、1つずつ丁寧に造り上げます。
①大まかな形造り
②箍(たが)で締めて形を整える
③表面加工で防水率を高める
④文字入れ
⑤たらい舟 完成
弊社は、大垣市の重要文化財『無何有荘大醒榭』の移築整備を担いました。
「無何有荘」は、大垣藩の藩老である小原鉄心が、安政3年(1856)大垣城下の北、林村(現・大垣市林町)に設けた別荘です。
その中のひとつである「大醒榭」は、和風に中国風意匠を取り入れた設計で茶室・湯殿・水屋・厠の4室で構成されており、茶室の天井は葦の網代天井、屋根は茅葺き、外側は紅殻塗装になっています。
お気軽にお問い合わせください。